ワクチンの副反応か、明け方に寒気がして起きる。急いで着込んで薬を飲んで寝て、起きて、腕の痛みとだるさでボロボロ。けれど今日はどうしても外に出たかったので、ご飯をちゃんと食べて、お洋服を1時間かけて選んで家を出た。今日はハーフパンツを履いて、コートを羽織るとコートがワンピースのように見えるように着てみた。誰に見せるでもないけどかわいい格好をすると少し元気になるね。
初めに東ちなつさんの個展を観に行きました。以前からインスタで作品を見ていて、いつか部屋に飾るなら東さんの作品が良い！それぐらい自分の理想の世界を表している方。今回は作品を購入できなかったけどいつかは！
同じチューリップの作品でも一つは喜びや明るさ、春の日差しが感じられるのに、もう一つは切なさや寂しさを感じたり、丸いキャンバスの中で咲く花たち、それぞれが違う生き物として魅せられているのが素敵だった。初対面だったけれど東さんに「前どこかで会ったことありますか？」と聞かれたのが嬉しかった。そう思われることってなんだかとても特別なように感じる。勝手に特別としたい。
次に青山ブックセンターで行われているフォロワーさんの展示を見に行きました。絵を見る機会を作ってくださってありがとうございます。多分この日記は見られていないと思うのであとでちゃんとお礼を言おう。世の中にはたくさんのクリエイティブな心を持った人が違う色や形で存在していて、表現することの面白さだったり、人ってやっぱり違うよね、と改めて感じたり、一つの展示でたくさんの学びがありました。私も頑張りたいな。青山ブックセンター、すごく好きな本屋さんでした。種類が豊富でどの棚も見ていて面白い。またいつか、訪れた日には本を買いたいです。
その次にlemonさんの個展を観に行きました。ツイッターで存在を知って、作品を見て惹かれたのもそうだし、lemonさんが紡ぐ言葉が繊細で儚くて大好き。lemonさんの作品もガーリーでありつつどこか切なげで不安を含んでいて、けれど強い熱も感じられる。赤の使い方がすごく好きです。少しだけお話ができてよかった。すごく優しくしてくれて、ドキドキしてしまった。
最後に水沢なおさんの「シー」の朗読会に行きました。水沢さんの作品は前作の「美しいからだよ」で知りました。ここに載っている作品がどれも衝撃的で、好きな部分をノートに書いたりしていたな。わからないけれどわかりたい、わからないけれど自分の内側にある生や性の不安に寄り添ってくれているように思う。水沢さんが優しい声で文章を読む。ここで知る言葉の区切り方とかたくさんあったな。本人が読んでくれる、こんな贅沢なかなかないですよね。にしても質疑応答の時間でまわりの質問のレベルの高さにエ！と驚き、気持ちが萎縮してしまった。コロナ禍前の人と人との“間”と文章、言葉の“間”の変化についてや水沢さんの思う生や性についてなどなど、普段聞けない話ばかりだったし、周りの作品の読み取り方とか視点とかも勉強になった。自分から積極的に水沢さんの担当編集者さんに話しかけてる人もいた。編集者の方もすごく水沢さんの作品が好きであるようだし、フレンドリーな方で盛り上がっていた。まわりの熱と自分の未熟さに押しつぶされながら駅まで歩いた。
と、ここまで書いたんだけど自分の未熟さは認めるにしても人とあまり比べすぎないほうが良いね。今日たくさん刺激をもらって改めて好きな人やものに感謝したくなった。私も何かを生み出せるような人であり続けよう！
